「BRIOはすごく独自性のある製品ですよ!」
BRIOの製造元、株式会社リバーヴの小野寺社長にお話を伺いました。
⬛︎ マコモは開発から今年で100周年ですね。おめでとうございます。
ありがとうございます。創始者の祖父がマコモを産み出してから100年、本当に多くのお取引先様やお客様に支えられてきました。3年前には「(株)ジザニア・ジャパン」とも合併し、マコモ関連製品の製造販売元として、より責任が大きくなりましたが、“自然との共生”という理念を基に、これからも末長くお客様に愛される製品を育てていきたいと思っています。
⬛︎ 100年ってすごいですね。ちなみにマコモを原料とした「BRIO」は製造を始めてからどれくらいになりますか?
マコモを発酵培養させたバチルスマコモ発酵液(BRIO)は今から60年くらい前に、創始者が『身体に害のない薬を作りたい』という夢の実現のために開発をスタートさせました。その当時、マコモを飲んでいるお客様の間で、アトピーや皮膚疾患、その他様々な病気に対して評判が良かったので、マコモ菌の有用性をさらに広げたいと感じていたんです。
そんな中、創始者が日々実験、研究を繰り返して、マコモを7年〜8年培養させた発酵液(BRIO)を完成させたんです。
⬛︎ その発酵液が結果的に肌や髪への効果が高かったということですね。ちなみに、 BRIOの一番の特徴って何ですかね?
中身が生きているということじゃないですかね。生菌を使った製品というのは非常に珍しくて、すごく独自性のある製品だと思います。ただ、その分お客様に対面で説明しないといけない製品ですので、理美容サロン様でお取り扱いいただくのが一番良いと思ってます。
あとは、すべて自然培養で機械を使っていないのも特徴です。すべて手作り。量産できないのが難点ですが、それが逆に他店との差別化にはもってこいの製品だと思います。
⬛︎ 量産できないというと?
マコモ菌という生菌を扱っている関係上、全てが思い通りになるというわけではないんです。温度や気候などによっても進行度合いが変わりますし、思ったように発酵が進まないケースもあります。もちろん培養が失敗するというケースもあります。それを5〜7年かけてじっくりやっていきますので、供給にも限度があるんです。
ただ、年々研究を進めて、成功率も上がっていますし、製品化できる量は増えていますので、すぐに欠品するということはありません。サロンに来てくださる大切なお客様のためにも精魂込めて今後も作っていきたいと思っています。
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